ヤマト運輸の宅急便を配達すセールスドライバー(SD)ってどんな仕事?メリットやデメリットも合わせてご紹介

仕事・職業

こんにちはyasuoです。あなたは宅急便の荷物を運ぶ配達員の仕事に興味を持ったことがありますか?
あなた自身でなくても、旦那さんや家族の方が転職してみたいと思っている方がいませんか?

今や別の意味で世間の話題となっているヤマト運輸の配達員(セールスドライバー)とはいったいどのような仕事内容なのか、ヤマト運輸に転職するにあたりメリットやデメリットもあわせて紹介していきたいと思います。

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ヤマト運輸のドライバーは営業活動もする

ヤマト運輸の宅急便の配達員をセールスドライバー(通称 SD)と呼びます。

名前の通り配達だけでなくセールス、つまり営業もしなくてはなりません。

主な営業内容は、自社で販売する季節の商品や食べ物や飲み物をお客様に販売したり、まだ契約のない荷物をだしてもらえそうな新規の法人や個人のお客さんに集荷の契約をしてもらう為の営業をしながら配達業務もこなさなければならないのです。


そんな忙しい中でも上司からは、労働時間を詰めろだ新規の営業をしてこいだのとガミガミ言われながらヤマト運輸のSDは日々頑張っているのです。


入社後は即正社員雇用


ヤマト運輸は以前、24歳以上の年齢を超える人の中途採用入社をキャリアという契約社員からのスタートが基本でした。

24歳までの若年層は第2新卒扱いになり、入社から半年ほどで正社員の契約ができました。

中途採用で入社した24歳以上の人は、まずは契約社員(通称キャリア)から正社員(マネージ)になることを目標にするはずです。

しかし、マネージになる為にはそう簡単にはいきませんでした。

物販や新規営業の獲得のノルマなどをクリアして、センター長や支店長に認められて始めてマネチャレという正社員になるための試験を受ける権利が得られ、面接や筆記試験などに合格してやっとマネージになれるというとても大変なものでした。

早い人では半年、遅い人で3年以上はかかる大変なもだったのですが、現在のヤマト運輸は相次ぐ人手不足により中途採用は全ての人がマネージスタートできるのです。

これはSDに限ることであり、ドライバーではなく内勤業務や受け付けを担当するゲストオペレーターと呼ばれる人達が正社員を目指すには、未だに契約社員の制度があるのでキャリアからマネージになるという道を通過しなければいけないので注意が必要です。

配達員の給料

ヤマト運輸でSDのお仕事をするにあたって、配属先によってはインセンティブ(荷物を集荷した数や配達完了個数の歩合)も大分変わってきます。SDの給料形態は基本給+地域手当+残業代+福利厚生で成り立っているのです。


一昔前なら、ヤマト運輸や佐川で働けば大変だけどお金が稼げるとも言われていました。残業をして残業代もでましたが、現在は働き方改革の取り組みにより残業ができません。


2017年にヤマト運輸は、総額約230億円の残業代の未払いが発覚して約5万9千人に支給された事案が発生しているので、残業に厳しくなったのも原因の一つかと思われます。


労働時間にもうるさくなってきているため、早番や遅番が多く組まれることがあり給料が下がってガッカリしているベテランドライバーも少なくないでしょう。

配属先によって給料が違う

配達業で特になやませれるのは不在率が高い地域で働くことです。

日中は仕事に行っていて留守が多い住宅街の地域に配属されれば当然日中の荷物の持ち戻りも多く、夕方以降に再配達のラッシュに追われることになります。


会社が少なければ集荷のインセンティブもあまりつかないため、辛くて給料が低いという最悪のパターンになりかねないのです。

逆にオフィス街に配属されれば、集荷も多く会社やオフィスに荷物を届けることがほとんどなので、荷物を持ち戻ることも少なく、近くの会社に合わせて土日休みのシフトが多く取れることがあるので住宅街と比べて天と地ほどの差があるのです。

オフィス街で働くSDの中には、不在表の書き方がわからないなんて人もいたそうです。

夕方以降の再配達が大変な理由は、定時集荷をして荷物を発送する為に営業所へ19時までに戻らなければ、翌日指定の荷物が発送できなくなってしまう場合があるので、その時間に再配達ラッシュの電話やデータが鳴りやまないと気持ち的にも焦ってしまう時間なのです。

配達員のお仕事は、配達物をお客様の元にお届けできて一件完了することによってインセンティブが付くので、不在によって荷物を持ち戻ってしまうとお金にはならないのです。


さらに言うと、配達員が一日の中で一番時間を費やすのが不在~再配達の流れで、時間も仕事の効率も悪くなってしまい、残業や帰宅時間の遅れに影響してしまうのです。

ヤマト運輸のメリット

ヤマト運輸の最大の魅力は、福利厚生が非常に充実している事です。

  • 結婚祝い金 最高 5万円
  • 災害見舞金 最高10万円
  • 出産祝い金 最高 1万円


結婚をしていて子供もいる人には、更に毎月の給料にも上乗せされる扶養手当もかなり多いです。

  • 配偶者 3万円~7万円
  • 第一子 1万5千円
  • 第二子 1万3千円


これを見る限りでは、将来結婚を考えている人や現職の給料が低くて子供の養育費に頭を悩ませていて、転職を考えているお父さんにとってはとても家庭のためにありがたい金額ですね。


ローンが通り易い

住宅ローンや車のローンなどの大きなか買い物をするときに、ヤマト運輸というブランドがあれば基本的にローンは簡単に通す事ができます。

前職では中々通らなかったローンが、ヤマト運輸に転職してからは家や車などの大きな買い物をするときにスムーズに通ってしまって驚いた!」

なんて人も決して少なくはありません。

倒産する可能性が極めて低い

当然の事ですが、宅急便の配達がこの世の中から無くなると言う可能性はありません。物が運ばれなくなり供給されなければ私たちの生活そのものも機能しなくなるからです。

ヤマト運輸自体が倒産しなかったとしても、警察沙汰になる様な事件を起こしてしまいあなた個人での過失がある場合、結局は倒産云々はあまり関係ないとは思いますのでそんなに深く考えることはないでしょう。

制服や小物は無料で支給される

ヤマト運輸では、夏や冬用の制服や帽子、ブルゾンから作業用の安全靴までありとあらゆるものが無料で支給されるので、余計にお金を賭ける必要がありません。

パートの人でもそれは同じことなので、女性から大柄の男性までのサイズがそろっているのもとても便利です。

社員の人に限らず、パートやアルバイトの人でも荷物の発送の際には社員割引が適用でき、自分の勤めていないどのヤマト運輸でも社割が使えるのもありがたいですね。

ヤマト運輸のデメリット

ヤマト運輸のドライバーのイメージは、佐川急便やゆうパックに比べて電話対応もよく時間指定や再配達などを時間内にきちんと来てくれる品質のいいしっかりしたイメージはありませんか?


勿論担当地域のドライバーにもよるので一概に言えることではありませんが、私は身内や友人に聞くとヤマト運輸のドライバーが一番しっかりしているという話をよく聞きます。


そんなこともあり、企業イメージを大切にするだけあって、佐川急便やゆうパックよりも色々と細かい会社です。

身だしなみや安全にはかなり厳しい

社会人としては当たり前かもしれませんが、ヤマト運輸は身だしなみや安全には特に厳しい会社です。

無精ひげをはやしたり、髪の毛を明るく染めたり長く伸ばしたり、夏の猛暑の時期でも腕まくりやズボンの裾をまくって配達するような行為は絶対に禁止です。

佐川急便の配達員にはハーフパンツが制服として支給されているようなのですが、ヤマト運輸ではすね毛をさらけ出すのはみっともない!という理由から夏でも若干薄い素材の夏用長ズボンをはいて仕事をしなくてはならないので、素材は冬用より薄いとはいっても蒸れてかなり暑くるしくてキツイです。

安全面においては、事故ゼロ運動と言う期間が1年に2回実施され、その期間中に事故や違反を起こした場合は厳しい指導がおこなわれるのです。もちろんプライベート違反でも怒られるので気をつけて下さい。


ヤマト運輸では年に一度、免許を所有するパートやアルバイトの人全てを含めた人間の免許証番号を記入してセンターごとに本社に提出しなければいけない義務があります。

プライベート違反を隠していた人は、そこでばれてしまうのでこっぴどく叱られますので、プライベート違反をしたら次の出勤の日にでも正直に上司に申告しましょう。

現在のヤマト運輸は、車をなるべく動かさずに配達をする取り組みがなされています。台車やボックス付きの自転車や電動付きの自転車にリヤカーをつけての配達をしている住宅がいいの多い地域が取り組んでいます。

オフィス街などは台車での配達がメインの営業所もあります。



体力的、精神的にきつくなる

若いころは体力も有り余っていて、走りまわったり重い荷物を運んだりすることができたとしても、年齢を重ねていくと当然体力勝負の仕事なので、体力的にも精神的にもきつく感じます。

足腰を悪くしやすくなったり、どんなに強い雨の日や風の日でも配達業務をしなくてはならないのでとても大変なうえに、最近は車を動かさずに自転車やリヤカーで配達をする地域が多いので、定年を迎える頃には同年代の方よりもかなり体力を使っていると思うのでとてもきつくなります。

年に2回の繁忙期がキツイ

ヤマト運輸の繁忙期は、お中元とお歳暮の夏と冬の年に2回にやってきます。

それはもう半端じゃない荷物の量です。普段の配達個数の二倍から三倍の物量がくると思っておいたほうがいいでしょう。


お中元のピークは7月1日から15日ぐらいで過ぎ去ってしまうのですが、お歳暮の時期の繁忙期はとても長く、12月1日~15日で一旦落ち着いたかと思いきや、12月23日~12月25日までクリスマスのプレゼントやケーキのシーズンにはいり、12月29日~12月31日まではおせちのシーズンに追われて、丸々一カ月間は忙しい地獄のような時期が続くのです。

繁忙期中では、基本的に希望休みや年休は取れないので覚悟しておきましょう。

多少の体調不良では休めない

シフトでは、当日に自分が担当する配達地域が決まっています。一人でも欠員が出てしまえば、他の地域を担当しているSDにガッツリと荷物のシワ寄せがくるため、午前指定の荷物などは先ず間に合わないため、クレームをもらったりしてしまえばその対応に追われながら更に配達に時間がかかってしまいます。


もしも自分が稼働の時に、他のSDに突然休まれたりしたことを考えたら38度くらいの熱ではそう簡単に休めないなんて思ってしまうかもしれません。

インフルエンザや事故等の緊急を要する場合は別だと思いますが、それも配属先のセンターによっては嫌みや文句を言われたりする人間がいるかもしれません。


ですが気にすることはありません、 最悪の場合は同じセンターのSDに連絡を取って代わりを探すしかありません。

忙しくなったとしても仲間のセンター員が、必死に駆けずり回って配達を終わらせてくれることを願ってお休みをしましょう。

もちろん、体調不良の場合は上司や同僚に早めの連絡をするのが常識ですよ。



配送業が稼げる時代は変わった


以前は、ヤマト運輸や佐川急便で働けばお金がすぐに溜められる!なんて言われていた時代もありました。

しかし近年では、働き方改革の導入が進んできており、むしろ残業なんてせずにとっとと帰れ!なんていうことも当たり前になってきています。

昔の運送業界は、残業代で稼いでいた様なものを労働時間が煩くなり、忙しくない日はなるべく時間が伸びないようにできるシフト(交番早番や遅番)が多く組まれることがあります。


ヤマト運輸のSDが昼の休憩をとり易い配慮をするためなのか、以前は12~14時という配達時間もなくなり、更には夜の配達の時間も20~21時間が19~21時へと変更されて再配達の受付時間も19時までとなり、ドライバーに遅くまで仕事をさせないような環境にガラッと変わってしまいました。


福利厚生がいいのは事実なので、結婚している人にはいいかもしれませんが、独身でバリバリ稼ぎたいと言う気持ちのある人は辞めた方がいいでしょう。

配達業界は常に人手不足

ヤマト運輸では2019年11月に、上司が部下に暴行をするという動画がメディアに取り上げられて物議を交わされるする事件が起きています。


佐川急便の社員が、マンションの配達中に台車と荷物を投げる動画が第3者に撮影されて大問題になったのもまだ記憶に新しいですね。

そうい行為を働いた人間達を擁護するつもりはありませんが、現在の配達業界はネット通販のシェア率が拡大して、それに伴い荷物の数よりも配達員の数が圧倒的に少ないというのが現実です。


そんな中で、時間帯や再配達を指定したのに留守にするお客さんだっている時は腹の立つときだってあります。200個近くある荷物を、集荷をしながら夜9時までに荷物を触り切らないと労働時間も延びてしまい上司からも怒られます。


そんなストレスの中で出てしまった行為は決して許されることではありませんが、配達員の人達も少ない人員の中で頑張っているので配達に来た際は私は
「ご苦労様です」「ありがとうございます」と言う一言を欠かさず言うようにしています。

たった一言の感謝の気持ちがドライバーさんの活力に少しでもなればなと思っています。

最後に

ヤマト運輸のセールスドライバーの仕事は以前よりも、働き方改革の導入により労働環境も大分改善されてきていると思います。福利厚生の魅力は、家族を養うお父さん達にはとても助かる魅力的な内容です。

しかし、荷物が減って残業も昔のようにはしずらい環境になり、給料が下がってしまったとい声も多くあります。ヤマト運輸では、SDに同乗して一日体験ができるインターンシップを実地している営業所もあるので、運送業が初めての人やリアルなドライバーの一日を体験したい人は、公式ホームページから確認してみましょう。

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